試運転

久しぶりに人前で音を出す事になった。

 

耳を痛めて演奏を休止してから一年半。意外と短い。気分的には三年くらい引きこもっていたような気分だけど。

 

一年半経ち耳が治ったのかというと、そうでもない。

うっすら良くなっているのかな?という気がしないでもないが、むしろそうでも思わないとやってられないのが実際のところで、結局よくわからない。体調や日々の忙しさ、睡眠、ストレスの度合いなどによって耳の状態が変わるから。

 

じゃあ何で今回演奏する事にしたのかというと、一番の理由は多分、症状に対する慣れ。

 

そして、音楽いいな、バイオリンが弾きたいな、と休んでみて改めてシンプルに思ったから。

 

そして再開するにあたって、耳のこと、音のこと、音楽のこと。他愛もないあれこればかりだけど、備忘録兼ねて書き留めておこうと思ったので、永き眠りについていたこのオワコンなブログをたたき起こし、動かす事にした。  

(なんだかSNSは性に合わないのでね、

これもいつまたストップするかわからないけど。)

 

明日のライブは、演奏再開というよりは試運転といったところだけれど、今やれることを、やれるだけやる。

活動休止の最後の演奏もギターの柳沢さん率いるグループだった。今回その柳沢さんからお誘いが来た時、初めは迷ったけどこういう偶然はトライするべしという事かなと思った。

不安も楽しみも同じくらい。

でも今は感謝が一番大きい。